HOME
ネットワーク宣言 つどいの広場って 大阪府下の広場 入会のご案内 活動のあゆみ

「少子化」が進む中、仲間と出会えず、子育て中の親は孤立を深めています。同年代の遊び相手が近所で見つからない。日中も自宅にこもりきり、話し相手は目の前の子どもだけ。そんな状況で「しんどさ」をひとりで背負い込む親も少なくありません。
一方で、育児に関する情報はテレビに、雑誌に、インターネットにあふれています。親の責任が強調される社会の中で、自分の育て方に自信を持てず、とまどうこともあります。社会全体で子育てを支えていく環境があれば、親はゆとりを持って子どもと接することができ、子どもものびのび育つことができるのではないでしょうか。
そんな願いから、子育てを支える「ひろば」が各地で生まれています。誰かがいつも待っていてくれて、気軽に相談できる場。親も子も仲間に出会って、悩みや喜びを語り合い、社会性を広げていける空間。少し違った角度から子どもを見て、日常では見逃しがちな子どものかわいいしぐさや成長ぶり、新たな一面に気づけるチャンス。親子の周りにさまざまな人が集まることで、地域の新しいつながりが生まれる可能性。それが「ひろば」の魅力なのです。
「大阪つどいの広場ネットワーク」は、「ひろば」にたずさわるみんなの「想い」と「実践」が共有できる「絆」です。私たちは、日常の出会いや気づきを通して、子育て支援に何が必要なのか、どんなかかわりが有効なのか、問い続けていきたいと思っています。地域に根ざした活動の中で、子育て・親育ちをめぐる情報を共有し、交流を深めながら、人情味あふれる大阪らしさを発揮した、支えあい、学びあっていくネットワークを創るために、私たちは次のように決意し取り組みます。

1.

子育て中の親の悩み(たとえそれがたった一人の声であっても)に常に寄り添い、心の声を聴こうとするアンテナを張り続けること。

2.

親子が仲間とつながり、さらに地域社会の一員として参加できるための場と機会を提供し、人と人をつなぐ「つなぎ手」となること。

3.

「ひろば」に集う親子が何を悩み、何を必要としているのかを、社会に発信すること。

4.

「ひろば」を運営する私たち自身が日々研鑽を重ねる中で、地域にかかわり、時代の動きを知り、親たちのニーズに応じたサービスを提供できるよう努力し続けること。

5.

私たちが取り組んでいる子育て支援が、親子に必要とされているかを常に検証し、より実態に即した子育て支援のありかたを模索・提案すること。

6.

子育て支援に関わる他の機関や団体、行政と連携し、親子に対して、総合的で持続的なサービスを提供できるよう心がけること。

7.

「ひろば」の運営を通じて、地域社会の子育て文化を豊かにする役割を担い、さらには自治の創造に寄与すること。

2006年3月25日 大阪つどいの広場ネットワーク結成総会
HOME お問い合せ リンク集 プライバシーポリシー
(C)2008 OOSAKA TSUDOINOHIROBA . All right reserved.